「ひやおろし」
ああ、もうそんな季節か!
冷蔵庫空けないとね!とか思う今日この頃。
少し前(お盆)に富山に帰省した私。
あー、ひやおろしのスペース空けなきゃいけないけど…
折角だからお酒買って帰ろう!
ってな訳で酒屋さんに向かう…。
「あれ…もうひやおろしあるやん。」
使用米:山田錦
精米歩合:50%
アルコール分:17度
日本酒度:+3
酸度:1.4
んーひやおろし…ってなんだっけか?
まぁ、とりあえず呑もうかね。
結構コクがありそうな香り
(開栓後3日目香りが大分落ち着く、開栓後5日目なんだか香ばしい?ような何か焼けたような香りがする気がします…どこかで嗅いだことがある香りなんですが…)。
呑むと甘味。ちょうどいい。
アルコール感もあるけどスーッと水のよう喉に入ってくる。
そして舌にじんわりと残るコク。
うむ、旨い。
チビチビと飲んでましたが私的には開栓後3日ほど置いたほうが好みでした。
さてさて「ひやおろし」ってなんだったっけね。
「ひやおろし」とは、江戸の昔、冬にしぼられた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上で大桶に貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷したことからこう呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。
(日本名門酒会 公式サイトより引用)
「外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃」?
お盆ってまだ夏真っ盛りじゃないですか。
世の中ソーメンばっかり食べて「夏バテやー」って言ってる人もいれば。
「海だー!」とか言ってキャイキャイしてる方々もいらっしゃるわけですよ。
羨ましい!!
ああ、今日はそんな話でなくて。
「まだ、めっさ暑いんですが??」
へいへい。俺の印象よりお酒の貯蔵庫ってのは大分暑いみたいだ…
そ、そうだ、そういうことだよな?うん。
あるいは凄く標高が高くて外気温が低いんだ。
そ う に 違 い な い !
(正直にいうともっと寝かせて美味しくなるなら、ホントの時期まで待ってほしい気もする。)
あーうん。でも、
まぁ美味しいからいいかな…と思った。
思ったんだが。
生酒 要冷蔵
あ、あれ?
「冬にしぼられた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上で大桶に貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷」
つまりはひやおろしは「生詰め」だと思ってたのよ私。
でもこれは「生酒」なんです。一回も火入れしていないわけよ。
まぁ、確かに「冷や」のまま「卸して」るから「ひやおろし」で語呂的には問題ないんだと思う。堂々とね「ひやおろし」って書いてあるし。
ってことは生酒でも「ひやおろし」を名乗れるってことですかね?
うーーーーん!?
僕はもう分からないよ…どなたか教えてください(笑)
ではまたまた…